56本の壁

現在、プロ野球ではヤクルトスワローズのバレンティン選手が52本塁打で驚異的なペースで本塁打を量産しています。

このペースでいくと、王貞治氏が持つシーズン本塁打記録の55本を軽くクリアし60本に届く勢いです!

しかし、この55本に迫ると必ず問題になるのが四球攻めです。

過去にはバース、カブレラ、ローズがこの四球攻めの標的になり56本という“王超え”はなりませんでした。

これは、外国人助っ人によって“王さんの記録を破るのは許さない”というプロ野球界の不文律のように感じます。

しかし、日本人選手にはない長打力を求めて助っ人として入団させているのに、その求められた長打力を存分に発揮し、アンタッチャブルな記録に迫ると勝負を避ける…

というのは、何かスッキリしないのは僕だけでしょうか。

“四球攻め”が“死球攻め”にならない事を祈ります。