12月

今年も残すはあと1ヶ月になりました。

 

11月2日のコンテストが終わり、この1ヶ月はトレーニングも食事もラフな感じでした。

 

トレーニングに関しては、完全なオフ状態にすることはありませんでしたが、調整期間中と比べれば、強度も下げ、休みたいと感じる時は積極的に休養日にしていました。

 

食事内容も大好きな甘い物もある程度食べ、減量中はほとんど出来なかった外食も頻繁にしました。

 

この1ヶ月は精神的にも肉体的にも緩めることが出来、身体も若干オフシーズンモードになってきました。

 

しかし、身体が緩くなってくると精神的にも緩くなってしまいどうもシャキッとしません。

 

ですので、今年の残り31日はもう一度気を締めなおして、ハードなトレーニングとクリーンな食事で1年を締めくくりたいと思います!

 

もちろん、コンテストシーズンではないのでバリバリに絞ったり、減量をするわけではありません。

 

来シーズンへ向けてのスタートという位置づけで自分自身の課題をクリアしていくという取り組みです!

 

また近況をアップしながら皆さんの参考となるような事が書ければ良いな・・・と思います!

モンスターズ

今日は仕事もトレーニングも完全オフ。

 

家族とぶらぶら。

 

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モンスターズなんとかと1枚!

 

 

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モンスターズなんとかと2枚!

 

 

 

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てオフとはいえ、選んでしまうのは結局“鶏”!!!

 

注文した料理の写真撮ってたら、嫁から

 

 

『女子大生か!?』

 

との突っ込みがあり、自分のキモさに気付きました!

 

 

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 そして、最寄駅のライトアップ!!

 

ガーデンプレイスやミッドタウンも凄いけど、僕にはこれ位がちょうど良い!

 

牛の涙

今日は真面目な投稿を。

 

僕の祖父の家では、その昔、家の敷地内で牛や鶏を飼育し米や野菜を作るのと同じ様に彼等からの恩恵を受けながら生活をしていました。

 

そんな牛や鶏を祖父や祖母は家族のように大切に大切に可愛がっていました。

 

岐阜の山奥にある小さな町ですから、周辺の家庭でもそれは当たり前の環境です。

 

そんな山奥の自然な場所ですから、幼少期の夏休みや冬休みには祖父の家に暫く預かって貰い自然や動物との生活を満喫した思い出がたくさんあります。

 

そんなたくさんの思い出の中でも心に強烈に刻まれたものがあります。

 

ある日、眠い目を擦りながら起きてみると、祖父や祖母がいつもとは違う悲しそうな顔で慌ただしくしています。
そんな時、1台の巨大なトラックが庭に入ってきます。

 

そして、そのトラックの荷台に見たこともないような大きな檻が乗っています。

 

“これは何かが起こる!”

 

子供ながらにそう感じたのを覚えています。

 

祖父を探すと牛舎にいました。

 

牛舎の牛は今まで僕が聴いた事もないような声で叫び暴れています。

 

祖父は彼を無理矢理牛舎から引っ張り出しトラックの方へと連れて行きます。

 

トラックの前まで来ると、牛は更に抵抗し脚を突っ張りトラックの運転手も含めた大人3人でもビクともしないぐらいに抵抗します。

 

その時、僕の祖父が牛の耳元まで行き、頭を擦りながら優しく何かを呟きました。

 

その瞬間、牛の眼からは大量の涙がボロボロ溢れ出しました。

 

後ろ姿でしたが祖父も泣いている様に見えました・・・

 

そして、何かを悟ったように牛は自らトラックの檻の中へと入って行きました。

 

つまり、このトラックは牛を引き取りに来ていて、牛はその後、食肉にされてしまうのです・・・

 

 

 

減量や食事制限をしていると、味気ない物が多くなるし牛肉や鶏肉も調味料を使わず焼くだけで食べなくてはならない時期もあります。

 

そんな時にどうしても

『不味い』

『飽きた』

『またこれかよ』などと感じてしまうものです。

 

しかし、文句があるなら食べなくていいし、誰かに命令されて食べているわけでもありません。

それに、同じ物を食べるにしても『おいしい』と感謝して食べるのと、『不味い』と文句を言いながら食べるのとでは必ず違う結果が生まれるような気がします。

 

僕は動物愛護団体ではないし、スピリチュアルな精神も持ち合わせていませんが、あの時の牛の涙と祖父の涙から、何かを感じられる様な人間でありたいと思っています。

 

最近、そういった言葉を耳にする機会が多かったので、僕なりの考えを書きましたがあくまで個人的な気持ちですので悪しからず。

 

ただ、自分の子供が『不味い』とか言いながら食べてたら、頭張り倒すけどね・・・

NICE GUY

 

僕が自分自身のワークアウトで利用させて頂いているジムで最高なNICE GUYと友人になることが出来ました。

 

彼の名は、『信田 泰宏』!!!

 

東京都パワーリフティング大会や関東ベンチプレス大会で優勝の実績を持つ紛れもない“本物”。

しかも、ルックス良し、ボディ良し、性格良しの3拍子!

そして、職業も同業種という事で同じ匂いをプンプン感じました。

 

このジムには僕が後に入会したのですが、初めて彼のベンチプレスを見た時には腰が抜けるかと思いました!

180kgをスイスイ、200kgも2,3発!!(大会のフォームではない練習のフォームで)

 

度肝を抜かれたと同時に、とても嬉しかったのを覚えています。

 

なぜなら、

『こんなに素晴らしい生きたお手本が身近にいるなら、ガンガン技術や方法を盗んでやろう!』

 

と思ったからです。

 

 

しかし、その実力よりも僕が彼に魅力を感じたのは、何よりもジム内での振舞いです。

 

今まで僕が出会ってきた、実力者達はジム内では大腕を振って歩き、初心者を威嚇し、マシンやダンベルを乱雑に扱い、それを注意されると逆ギレするという人間が大半でした。

 

 

だが、彼は違います。

誰にでも気さくに挨拶し、誰にでも惜しみなくアドバイスを送る。

そして何よりバーベルやダンベルの扱いがずば抜けて丁寧!!

そんな姿に感銘を受けました。

僕が彼から見習うべき事はとても多いです。

 

あと10年後、彼は日本のトップ選手、トップトレーナーになっていることは間違いありません。

信田さん、今後も宜しくお願いします!

 

 

彼のスーパーボディがこれっ!!

来年のフィジークは彼で決まり!僕も頑張るぞ! 

信田泰宏

 

減量後の葛藤

ダイエット目的であれ、体重制限のあるスポーツ選手であれ減量終了後の食事内容や食事量、タイミングなどは、かなり難しいテーマだと思います。

 

減量期間中に節制していた為、思いっきり好きな物を好きなだけ食べて発散したい気持ちと、それを行動に移してしまうことへの不安や恐怖感があります。

 

特にダイエットに成功して、目標の体重や身体を手に入れた方は少しでも甘い物を食べたら身体が戻ってしまうのではないか…と考えてしまい今後の食事悩む事も多いと思います。

 

しかし、ダイエット中の食事をそのまま継続する訳にはいきません。
なぜなら、ダイエット中は体脂肪や体重をマイナスにしていく為、身体の栄養状態としては決して良好とは言えません。

 

ダイエットの大詰めになると栄養失調に近い状態までなるスポーツ選手もいます。

 

 

 

では、ダイエット後の食事はどの様に取り組んで行けば良いか?

 

僕の考えは、『石橋を叩いて叩いて、叩きまくって渡れ!』です。

 

試合後に体重が戻ってしまっても良いスポーツ選手やコンテスト後に大幅なバルクアップに入るボディビルダーなどは、ある程度の脂肪が乗ってしまっても、次の試合やコンテストまでに計画的に取り組めば問題ないと思います。

 

しかし、そうでない方は自分の目安にした数字(体脂肪率や体重)を常に把握し増減をシビアにチェックしながら食事の内容や量を探って行くべきです。

 

『これをこのぐらい食べると体重が増える!  でもこのぐらいであれば、そんなに変わらない!』

 

 

『1日の中でこのタイミングなら少し甘いものを食べても大丈夫!』

 

『明日は飲み会だから今日はストイックに減量中のような食生活にしよう!』

 

など、様々な工夫をする事で体脂肪率や体重を安定させて行く事が必要です。

 

2、3日で増えてしまった物は2、3日節制をすれば取り戻せます。

 

その様にして、慎重に慎重に減量後の身体を自分のものにして行きます。

 

僕の指導経験では3~4ヶ月程キープする事が出来れば、取り組んだ減量は成功したと言えると思います。

 

ここで一番注意したいのは、〇〇が☆☆しているから、私も大丈夫!や●●が★★食べているから私も良いんだ!と思ってしまう事です。

 

人間の身体の反応は千差万別です。自分自身にベストな方法を試行錯誤しながら見つけていくしかありません!

 

メンズフィジーク⑧

数回に分けて今回のUSBB JAPAN CONTEST 2013 メンズフィジークについて投稿してきましたが、今回でラストです。

 

ラストはやはり、今回の反省点や今後の課題について書きたいと思います。

 

反省点は大きく3つです。

 

①絞り過ぎ

 

この点に関しては、自分自身では大きさや迫力がない為、『ある程度筋量を失っても良いから絞りきる!』という信念のもとギリギリの所まで絞ったのですが、メンズフィジークというカテゴリーから考えるともう少しソフトな仕上がりでも良かったと思います。

 

それに伴い、カーボアップでもっと食べる必要性があったと感じています。

 

②ステージング

 

フィギュア競技では、ステージ上でのポージングや華麗な立ち居振舞いが肝心ですが、今回の僕のステージングは大会後、写真や映像などを自分自身で確認しても力が入りすぎていて“華麗”というイメージとはかけ離れていました。

 

もちろん、ステージ慣れしていないという事はありますが、もっと研究・練習が必要だったと思います。

 

③寒さ対策

 

この点に関しては、開催時期が11月だったという事もありますが、ステージ袖での待ち時間でパンプアップした身体が冷えきってしまいベストの状態でステージに立つ事が難しかったです。

ステージ袖まで上着やカイロを持って行き、パンプアップ後、汗をかいた状態をキープしてステージに立つぐらいにしなければいけません。

 

課題は2つ

 

 

①バルクアップ

 

この課題は数年間持ち続けている課題であり、一番難しいのですが、今回の他の選手を見て痛切に感じました。

 

②ポージング&ステージング

 

これは今回の反省点と重複するのですが、やはりステージ上でいかに良く魅せるかを追求していかなければいけません。

 

 

最後にこのブログを読んで下さっているトレーニーの方々は是非、来年は一緒に出場しましょう!

フィジークであれば、ボディビルよりも参加しやすいですし、目標があるトレーニングの方が必ず良い変化が現れます!

 

コンテストに向けてのトレーニングやポージングが不安な方はいつでもご指導します。

 

共に切磋琢磨し、フィジークコンテストを盛り上げましょう!

2013.11.4②

 

2013.11.4①

 

2013.11.4③

メンズフィジーク⑦

表彰式のポーズダウンは10人が横一列に並び10位から順にコールされます。

 

つまり、最後までコールされずに残った選手が優勝という訳です!

 

10位から4位までゼッケンNo.でコールされて行くのですが、MCの堺部さんのコールがまたまたニクい…

 

僕はNo.50だったのですが、

 

『第10位!ごじゅ~~~~~~~〇番!!!』ってな感じで焦らす焦らす!

 

その度にドキドキしっぱなしです!

 

そして、ラスト3人に絞られ、

 

 

 

『3rd place 阿部 和也!!!』

 

という事で第3位という順位を頂く事が出来ました。

 

第2位は『ベストボディジャパン東京大会』の優勝者でもある和久井 拓選手!

 

優勝はAir forceのパイロットでもありボディビル経験者のGeorge Mau選手!

 

両選手は、肉体的に素晴らしいの勿論ですが、ポージングや立ち居振舞いなどのステージングがずば抜けていました!

 

優勝、準優勝に相応しいお二人だと感じます。

 

コンテスト終了後は緊張の糸も切れ、選手の皆さんと写真撮影や談笑。

 

本当に楽しいコンテストでした!

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メンズフィジーク⑥

そして、午後に入り決勝審査です。

 

午後も60秒のフリーポーズを全員が行い、その後全員が横一列に並び予選通過の10人がコールされます。

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その後、10人での比較審査が行われます。
(ここが一番の勝負どころです)

ファーストコールで呼ばれ、フロントポーズ・バックポーズと繰り返し、繰り返し比較されます!

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この時点で僕のカーフは攣る攣る!!!

 

ただ、数ヶ月も掛けて厳しいトレーニングと節制した食事をしてこの日を向かえました。2、3回の比較で審査されてしまうよりも、これでもか!というぐらいにたくさんポーズをさせて下さり、その上で順位を決定して下さった、審査員の方々に本当に感謝しています。

 

そして、一旦ステージを去り、しばらくして表彰式のポーズダウンです!

メンズフィジーク⑤

コンテスト当日、会場に着くと選手登録を済ませパンフレットを貰います。

 

すぐさまメンズフィジーク部門のエントリー人数を見ると、なんと25人!!

 

その25人の中には、外国人・ハーフの選手が7、8人!

 

仮面ライダーなどのスタントを行う、アクションスターの和田さん!

 

『ベストボディジャパン』で活躍されている方々!

 

とてつもない迫力を誇る及川さん!

 

そして、ドラゴンゲートプロレスのCIBA選手、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ選手!

 

それ以外の選手もこの日の為に素晴らしい身体に仕上げてきた方ばかり。

 

この様なコンテストでは、必ず1人か2人は『よくその程度の仕上がりでエントリーしたな?』という選手がいるものですが、そんな選手は皆無。

 

『これはヤバイぞっ!自信満々で来て予選落ちも有り得るじゃねーかっ!?』という心境です・・・

 

しかし、今更どう足掻いても僕の筋肉が増えるはずもなく、仕上がりが数段アップするはずもありません。

 

今ある身体をキッチリとパンプアップさせ、ベストの状態でステージに立つ事だけを考えます!

 

午前の予選は60秒のフリーポーズとピックアップ審査で25人から10人にまで絞り込まれます。

 

なんとかファーストコールで呼ばれ、予選通過出来ました。