腹筋の出し方

フィジークやボディビルなどポージングを見ていると、腹筋、厳密にはミッドセクションの力の入れ方はかなり多くのバリエーションがあります。

 

私がポージングの指導をしている時に最も多く、私自身も過去にどちらか迷ったのは次の写真のような2パターンです。

 

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結論から言うとフィジークでは、左の写真の様に腹直筋と外腹斜筋を同時に収縮させなければならないのですが、これの難点はかなり絞れていないと全く輪郭が出ない事と自分自身の目線で下を向いて確認するとあまり腹直筋に高さが出ないので、意識がしにくいという事です。

 

一方、右の写真の様に腹直筋だけを収縮すると非常に高さが出てボコボコ感もあります。

 

しかし、この出し方ではウエストの細さは表現しにくく、“シェイプ”をアピールするコトが難しいです。そして、下部のカットを出す事が非常に難しい為、評価を落としてしまう可能性があります。

 

もちろん、2つの出し方を両方出来、使い分けられれば完璧ですが、多くの方がどちらか一方の出し方しか練習していないと思います。

 

コンテストに出場の方は是非、左の写真の出し方を練習して見て下さい!

 

私も以前は右の写真の様な出し方でしたが、修正しました。