W杯で日本が敗退し、案の定、監督批判や戦犯探しが新聞やメディアでは盛り上がっています。
あれだけ国民の期待を背負い、『優勝』とまで言い放ってブラジルへと乗り込んで行ったのですから、その期待に添えなかった時には、猛烈なバッシングを受けるのも当然といえば当然でしょう。
もちろん選手もそんな事は百も承知だと思います。
しかし、今回の選手達を見ていると、試合内容が悪かったり、自分の納得いかないプレー内容だった場合にインタビューを拒否したり、カメラやマイクを無視して素通りして行く姿を度々見ました。
勝利した時や得点をした時は機嫌良くキメ台詞を残すが、思い通りに行かなかった時は無視するというのでは、勝手過ぎる行動でスターの責任を果たしているとは言えないと思います。
思い通りに行かなかった時こそ、謙虚に原因を語り、応援してくれたファンに無様な姿を見せるというのも勇気を与える行動だと思います。
そう、あの国民栄誉賞を授賞した松井秀喜氏の様に!
なぜなら、その無視したカメラの向こうには、その選手の様になりたいと願う子供や、早起きして大声で声援を送り続けたたくさんのファンがいるからです。
ファンあってのプロスポーツです!