2014年9月26日の午後、私の父が他界しました。
今朝までいつも通り元気に生活していましたが、突然逝ってしまいました。
10月30日で70歳を迎える目前のあまりにも早過ぎる死です。
死というものは、突然にやって来て、あっけなく逝ってしまうものなのだと痛切に感じています。
そして私は父という最も大きな指針を失いました。
父が死をもって教えてくれた事は、人生は思い通りにいかないという事、そして、世の中は自分中心に回っていないという、あまりにも当たり前であまりにも無情な事だった気がします。
現在、私は寝ずの番をしながら父の傍でこのブログを書いています。
本来ならば、この様な事はブログに書かず、私自身や家族で完結させるべき事かもしれません。
しかし、このブログを見て下さり、明日のUSBB EAST JAPAN 仙台大会を期待し、応援して下さっていた方々に欠場する旨とその理由をお伝えする責任が私にはあると思っています。
超一流のプロ意識を持ち、競技に全てを捧げているアスリートならば、競技を優先される方もいらっしゃると思います。
しかし、残念ながら私はそこまでの意識は持ち合わせておらず、父が灰になってしまうまでの限られた時間を一秒でも一緒にいたいと思いました。
仙台大会を楽しみにして下さっていた方々、本当に申し訳ありません。
そして、出場される選手の皆さんベストコンディションでベストパフォーマンスを期待しています。
最後になりますが、父への生前のご厚誼を厚く御礼申し上げます。
阿部 和也