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炭水化物の摂取について

 

身体造りやダイエットをする際に、一番のテーマになるのが、炭水化物の摂取についてだと思います。

 

巷では、糖質制限食や炭水化物ゼロなどが流行していますし、これらが実際に効果がある事は間違いないと思います。

 

実際、普段の食生活のPFCバランスが著しく炭水化物に依存している方が、糖質制限食や炭水化物ゼロの食事習慣にチャレンジした事によって体型はもちろん、健康診断の諸々の数字が劇的に改善されたケースを何度も目の当たりにしました。

 

そして、今現在の栄養学において三大栄養素の中で“必須”と付くものは、

 

“必須アミノ酸”

“必須脂肪酸”

 

の2つであり、“必須炭水化物”や“必須糖質”、“必須グリコーゲン”というものが無いのも、摂取する必要が無いとする理論の裏付けとなっています。

 

※“必須”と付く栄養素は体内で作り出せない為、外部から摂取する必要があると定義されています。

 

そしてもう1点、

 

『脳のエネルギーは糖質しかないから・・・、炭水化物は摂取しないと・・・』

 

と云われていますが、脳のエネルギー源は脂肪代謝の副産物であるケトン体というものもあります。

 

こちらも炭水化物を摂取する必要がないという理論の裏づけになっています。

 

では、僕個人の考えはというと。

 

基本的には、

 

『量・質・タイミングによってかなり有効なエネルギー源だが、摂らなくても問題ない。』

 

という考えです。

 

特に、スポーツやワークアウトを行っていない方は摂取しなくても何の問題もないくらいだと考えます。

 

一方、スポーツを行っている方には、『量・質・タイミング』を適切なものにすれば、有効かつ強力な栄養素だと考えます。

 

僕自身の摂取方法も、コンテスト直前のカーボディプリートの3日間は炭水化物ゼロですが、それ以外の期間は減量が進んでいってもゼロにする期間は一切ありません。

 

『適切な量、適切な種類、適切なタイミング』

 

で摂取しているつもりです。

 

この3つを間違えてしまうと、『炭水化物はダメだ!』という発想になってしまいます。

 

炭水化物の摂取方法に迷いのある方は、お近くのパーソナルトレーナーに相談してみて下さい。

 

ランチボックス

 

先日のDVD撮影の投稿で、アップした写真について、予想以上に質問やお声を戴いたので少し詳しく書きます。

 

『写真が小さくてよく見えねーよ!!!』

 

『炭水化物は摂ってないの?』

 

『それって減量中?それとも増量中?』

 

『その身体でそれだけ?』

 

『それ昼?晩?』などなど。

 

 

 

 

まず写真をアップにします!

 

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内容は鶏胸肉のハンバーグ、卵焼き、サラダ(ブロッコリー、にんじん、レタス、プチトマト)です。

 

これで、たんぱく質40gほど摂れます。

 

ちなみに、この食事は減量期、増量期に関わらず僕のベーシックな質と量です。

 

ここに、おにぎりやパスタ、パンなどの炭水化物を追加して調整していくという食事スタイルです。

(僕は玄米や全粒粉のものはあまり摂取しません)

 

撮影当日もトレーニング後の食事では、このランチボックスにおにぎりを1つ摂っています。

 

このランチボックスが昼か?晩か?ということについては・・・

 

僕の場合、食事のタイミングとして昼だとか、晩だとかという意識がありません。

 

基本的な考えとして、3、4時間に一度食事を摂取するというタイミングです。

 

ですので、このようなランチボックスを2、3個持参して家を出て3,4時間おきに食べています。

 

タイミングの問題で、時には駅のホームや公園のベンチで食べることもあります。

 

そして、最後に

 

『その身体でそれだけ?』

 

という事についてですが・・・

 

これだけなんです!

 

僕レベルの筋量の人間はこの程度の食事量で十分だと思います。

 

よく、身体を鍛えているからと言って、1回の食事で、チキンを300グラム、卵の白身10個、豆腐、納豆、ツナ缶3つ、挙句の果てにプロテインを流し込むという人を見掛けますが、はっきり言って無駄でしょう。

 

よく見る筋肉雑誌を鵜呑みにして、

 

『アメリカのプロボディビルダーはこのぐらい食べているからオレも・・・』

 

『とにかくたんぱく質をたくさん摂取するんだ!!!』

 

などと言って、必要以上にたんぱく質を摂取したり、暇さえあればプロテインを飲んだり・・・

 

プロになるような筋量豊富なトレーニーならともかく、70kg、80kg程度のトレーニーにそんな事をする必要はないと思います!

 

 

 

大切な事は、適切なタイミングに適切な量の栄養素を妥協せずに摂取するという事だと思います!

ワークアウトドリンク

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僕の最近のワークアウトドリンクはこんな感じです。

 

エクスプロージョンはワークアウト直前に、ガツンと摂取します!

 

ワークアウト中はポカリにBCAAとグルタミン、クレアチンを入れたものを摂取します。

 

僕の考えでは、筋肉に血流が集中するワークアウト中にいかに血流に乗せて筋細胞に栄養素を供給するかが筋発達のポイントだと思っています。

 

その為、BCAAはかなり大量に摂取しますし、スポーツドリンクなどの単糖類も気にせず摂取します。

 

特にBCAAはちびちび摂取して足りないようでは、全く意味がないと思います!

 

カーボについては、理想はヴィターゴやCCDが良いのですが、増量中の今はポカリで問題ありません。

 

そしてワークアウト後はプロテインを摂取します。

 

まあ、今はこんな感ですが、減量に入ったらもっと丁寧なサプリメンテーションをしますので、その際はまたアップしたいと思います!

バルクアップ

 

現在バルクアップ中なのですが、例年にないほど良いコンディションでサイズアップ出来ている感じです。

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トレーニング内容は勿論、食事の内容も変化させています。

 

バルクアップと言っても、全体のサイズは大きくなっているものの、増えているのは脂肪ばかりで腹筋の輪郭も消え、腕のカットも無くなり、顔は浮腫みまくっているという人を良く見掛けます。

 

そんな人ほど、

 

『デカイ!デカイ!』

 

と言いながら、ただのデブというパターンがお決まりです。

 

僕も以前はそうでした。

 

やはり、バルクアップというのは純粋に筋量を増やす事が大切で、その為の食事の内容・タイミングが肝要になります!

 

『デブとデカイは違うよ!』

 

前腕が…

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ここ最近のベンチプレスの急激な重量アップやフォーム改造により、ついに僕の前腕が悲鳴を上げました。

 

125㎏や130㎏を行うと、ラックアップした時点で僕の尺骨は砕けちってしまうのではないか…と思う程の痛みが走ります!

 

しかし、偉大なるベンチプレッサー達もこの『前腕の呪縛』と戦い、克服したと聞きます。

 

つまり、やっとこれでベンチプレッサーの仲間入りが出来たという証明です!

 

このような場合の多くは、一旦ベンチプレスをメニューから外し痛みの出ない種目を中心に行い、回復してからベンチプレスを再開するというのが、セオリーだと思います。

 

しかし、僕はベンチプレスをやり続けます!

 

課題を克服しようと取り組んでいる時は、今までの自分の限界を超えていかなければいけません。

 

その場合、当然のごとく身体には今までよりも強く大きな負荷が掛かります。

そんな時に、痛いの痒いの言っていては一生課題など克服出来ません。

 

そして僕は、フィットネス愛好家ではなく、コンペティターでありパーソナルトレーナーです。

このような状態は教科書には載っていない、実践した者にしか理解できない貴重な状態です!

 

今の状態から、試行錯誤しながら更に重量アップを達成して見せます。

 

そして、その経験が同じ悩みを持つトレーニーを救う手段の1つになると信じています。

 

 

ベンチプレス途中経過

 

先日から新たに取り組んでいるベンチプレスの練習方法で1ヶ月半ほどが経過しました。

 

途中経過は…

 

というと、スタート時から比較してメインセットの重量が20㎏アップしました。

 

計算上は140㎏を挙上する事が可能なセット重量です。

 

今シーズンの目標として掲げたのは75㎏以下で140㎏でしたが、現在70㎏ジャストで140㎏をクリア出来ました。

 

これも一重にベンチプレスの指導を仰いでいる、信田さんのお陰です!

 

そのやり方はこの場では公表出来ませんが、世間一般では“御法度”と云われている方法です。

 

その“御法度”の方法を信田さんの指導のもとプログラムデザインし、僕なりのメニューにしました。

 

減量開始時期までにまだまだ時間があります。

 

『妥協・満足・限定』

 

は人間の三大タブーと云われています。

 

これに満足する事なく、更に重量に拘ってベンチプレスに取り組みたいと思います!

 

ベンチプレスの重量に伸び悩んでいる方、ベンチプレスの大会に出場を考えている方、一度、信田さんの指導を受ける事をお薦めします。

 

僕にご連絡下されば、責任を持ってご紹介致します!

 

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脇が…

3年前から気に入っているダウン!

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明治通りにあった伝説のセレクトショップ『SLAP SHOT』で購入して以来、冬になると大切に着ていました。

 

MONCLERもいいけれど、あまりにもみんなが着すぎていて僕は魅力を感じない…

 

そんな僕の大切なダウン。

 

昨日、座って靴ひもを結んでいたら背中から

 

『ビリビリッ…』

 

という音がしました。

 

嫌な予感がして確認してみたところ、案の定、脇の縫い目が…

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トレーニングをしている方は理解出来ると思うのですが、腕や背中が逞しくなってくるとどうしても既製品のダウンやスーツではアームホールや背中がキツくなってきます!

 

まぁ洋服を試着して腕や背中がキツくて、ショップの細くてシャレッシャレのお兄さんに

 

『凄い筋肉ですね~、トレーニングされているんですか!?』

 

と言われるのが誇らしくもあるのですが…

 

 

 

 

しかし、昨年のこの時期には破れなかった脇の部分が、今年のオフに破れたという事は、昨年の12月から取り組んでいるベンチプレスの方法で胸、背中がバルクアップ出来ている証拠だと捉えています!

 

皆さん、今後僕の洋服の脇の部分が破れていたら、“あぁ~阿部は確実にレベルアップしているのだな!”と思って下さい!

 

そして、『阿部ちゃん脇が破れているよ!』っと優しく教えて下さい!

 

 

手応え

先日投稿した内容で“胸”のトレーニングに取り組んでいます。

 

はっきり言って『手応えあり!』です。

 

今までのトレーニング歴の中で、現在が一番ベンチプレスに対して真剣かつ丁寧に取り組んでいます!

 

ただ、身体への負担は相当なもので、目標を達成する前に身体が壊れてしまわないかが、心配事なのですが。

 

しばらくしたら、『ベンチプレスの大会に出てみたいなぁ』と言い出すかもしれません…

 

しかも、このやり方で怪我なく継続出来れば付加価値として僧帽筋や脊柱起立筋群までレベルアップ出来る感覚があります!

 

これから途中経過を随時報告していきます!

 

そしてクライアントの方々にも必ず還元していきますので、楽しみにしていて下さい!

澤村投手の10㎏増量

沢村

前回の投稿を見て下さった方々から、予想以上の質問を戴きました。

ありがとうございます。

1つ1つ回答させて戴きます。まずはこれからです!

 

・『プロ野球の選手がシーズンオフに〇〇㎏、筋肉で体重アップした。』というのは、嘘なのか?

 

これに関しては、キャンプインの時期になると必ずスポーツニュースで耳にするセリフですね。

 

結論から言うと、“嘘ではないけど、真実ではない”という感じでしょうか。

 

最近では、ジャイアンツの澤村投手が一番イメージにあります。

確かに、澤村投手は大学時代からウエイトトレーニングを熱心に行っており、トレーニングレベルは高いです。そして、何よりプロ野球の世界で活躍出来るほどの身体能力が備わっているバリバリのアスリートです。

 

その為、僕等のような一般人とは比較出来ない、筋肥大の能力を有している可能性もあります。

しかし、僕が観察したところ、彼のようなアスリートでもかなりの脂肪を蓄えてしまっているなと感じます。

 

体重が10㎏増えていたとしても、筋肉で増えたのはせいぜい3㎏程度でしょう。

それを顕著に物語っているのが、澤村投手のあご周りとお腹周りです。この2点にあれだけの脂肪を蓄えれば、オフの2、3ヶ月で10㎏増量することも可能でしょう。

 

つまり、『体重は10㎏増えたけど、ほとんど脂肪でしょ!?』という事です。

とはいえ、プロ野球選手がウエイトトレーニングをする事は、投手であれ野手であれ大賛成です!ただし、短期的に急激な変化を求めてしまう事は、怪我の可能性や、パフォーマンスダウンの可能性が大いにあります。

今シーズンの澤村投手はどうでしょうか?

 

理想は、元阪神の鉄人、金本選手のように木が年輪を重ねるように1年1年確実に筋量を増やしていく事だと思います。