「ダイエット・減量」カテゴリーアーカイブ

カロリー制限

ダイエットや減量には様々な方法があり、それぞれの方法で成功している方々がいます。

僕は、カロリー制限を厳密にしてダイエットする時代は終わった。

と思います。

勿論、カロリーなど全く気にせず食べて良い!

という意味ではありません。

ただ、1日に〇〇キロカロリー、1食〇〇キロカロリーという具合にカロリーだけに執着して、栄養素の内訳を意識しないのでは意味がないという事です。

では、カロリーではなく何を意識してダイエットするべきなのでしょうか!?

フルーツとダイエット

フルーツ

 

今回はフルーツがダイエットに有効か?ということについて書きます。

フルーツと言えば、健康的でヘルシーで、お洒落なイメージがありますがダイエットや減量時にはどうでしょうか?

以前の“糖質”の投稿の時に書きましたが、フルーツには『果糖』がたっぷり含まれています。

かなり極端に表現すると『フルーツは果糖と水の塊』です。

 

『果糖』とは、単糖類の1つで炭水化物の中でも、最も構造がシンプルで消化・吸収が短時間で行われます。(ブドウ糖も単糖類です)

しかも、『果糖は血糖値を上げない!』と言われていますが、果糖の殆どは肝臓でそのまま中性脂肪に変換されます。

つまり、『果糖』をたくさん摂取すると、血糖値に関係なく脂肪を合成します。

 

ビタミンやミネラルが豊富に含まれている物もある為、健康的でヘルシーなイメージですが、どちらかというとダイエット時には避けたい食品だと思います。

ビタミンやミネラルに着眼するならば、同じような物は野菜にもたくさんありますし、サプリメントから摂取するというのも選択肢の1つだと思います。

どうしても、ダイエット時にフルーツが食べたい!という方は、朝食時や間食時に極少量で抑える事をお勧めします。

 

“減量”

今年も、ぼちぼち本格的に“減量”始めます。

僕が毎年この時期にダイエットする理由は、ボディビルやボディフィットネスのコンペディションにエントリーする為ではなく、前年のダイエット終了時からの1年でどれだけ筋バランスや筋量が上積み出来たのかを確認する為です。

まぁダイエット終了時に昨年よりも純粋な筋量(除脂肪体重)が1㎏増加出来ていれば万々歳です。

何度も書きますが、1年間トレーニングと食事を意識して行っても純粋に筋肉だけで増加するのはその程度なんです。

『ウエイトをやり過ぎると筋肉が付きすぎて、スポーツが下手になる!』

『女性がウエイトをすると、すぐに筋肉が付いてマッチョになる!』

とか仰っているカリスマトレーナーの先生方、そんな奇跡のメソッドがあるなら是非、僕に指導して下さい!

そのメソッドが1億円というなら、借金してでも用意します!

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ちなみに、2013年6月20日現在でこんな感じです…

9月中旬までやる予定です。

“炭水化物”のまとめ

以前、投稿した“炭水化物”や“糖質”、“食物繊維”について、もっと簡単に説明してくれと、多くの方に言われました。

こちらの伝えたい事ばかり書いてしまい、失礼致しました。

といゆう事で、

“炭水化物”には、“糖質”という物と“食物繊維”という物があるよ。

“糖質”には、たくさんの種類があって、単純な構造のもの、複雑な構造のもの、天然のもの、人工的なもの。

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そのたくさんの種類の中でも、血糖値を急激に上昇させるものや、カロリーが1グラムあたり0~4キロカロリーと様々な違いがあるよ。

この“糖質”という物は、成分表示がかなり巧妙になっていて知らず知らずのうちに過剰に摂取している事があるよ。

 

もう一つの“食物繊維”は、カロリー0と考えていいよ。しかも、胃腸をきれいにしながら身体の中を通過していくから、ダイエットにも美容にもいいよ。

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こんな感じです。

 

 

“食物繊維”

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今回は

【炭水化物=糖質+食物繊維】の“食物繊維”についてです。

よく誤解されている事ですが、“食物繊維”というのは、れっきとした炭水化物のカテゴリーに入っています。

“食物繊維”というのは大きく分類して2つ。

1つ目は、『水溶性食物繊維』です。

これは、海藻、こんにゃく、野菜などに多く含まれます。

水溶性ですので、体内で水に溶けるとジェル状になり体内の余分なコレステロールなどを一緒に排泄してくれる作用もあります。

そして、最近、流行りの特定保健用食品に“難消化性デキストリン”という素材が入っていますが、こちらも水溶性食物繊維の一種です。

2つ目は、『不溶性食物繊維』です。

こちらは、植物の細胞壁の構成成分です。セルロースなどがこれに該当しますが、人の身体はこれらを分解する酵素を持っていない為、体内で消化・吸収される事なくそのまま排泄されます。

どちらも、人の身体では消化・吸収されない為、基本的には0キロカロリーです。(文献によっては0~2キロカロリーとしているものもあります)

ですので、ダイエット中にも積極的に摂取したい“炭水化物”といえます。

そして、便秘の症状を改善してくれるという有り難い効果もあるため、健康・美容の両面で素晴らしい栄養素といえます。

“糖質”のまとめ

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前回の投稿までで、“糖質”の種類や特徴をザッと書きました。

トレーニングのアドバイス同様、糖質の摂取についても個別のアドバイスを心掛けているのでブログでの具体的な摂取方法は明記しませんが、ほんの少しでもお手伝いが出来ていれば幸いです。

注意して頂きたいのは、“糖質”は知らず知らずのうちに多量に摂取してしまっている可能性がある事と、食品の栄養表示方法には理解していないとたくさんの落とし穴があるという事です。

次回からは炭水化物のもう1つのジャンル“食物繊維”について書きます。

“人工甘味料”

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今回は

【糖質=糖類+三糖類以上+糖アルコール+人工甘味料】の最後の1つ“人工甘味料”についてです。

この“人工甘味料”については、世界中、日本中、僕の周りでも健康にたいして害があるという事で様々な論議がされているのを耳にします。

僕は熱心なオーガニック信者ではないし、自然食品メーカーの営業マンでもないのでその点についての意見は控えます。

“人工甘味料”ではアスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリンなどが定番でしょうか。

これらの特徴は砂糖よりも200~500倍の甘味を持ち、複数の人工甘味料を併用することで更に甘味を増す事です。

ダイエットなどに有用とされているのは、カロリーゼロであり血糖値を上昇させないという点からです。

僕はダイエットコークなどを好んで飲むので、いつもお世話になっている“糖質”の1つです、。

“糖アルコール”

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今回は

【糖質=糖類+三糖類以上+糖アルコール+人工甘味料】の“糖アルコール”についてです。

糖アルコールは別名、天然甘味料とも言います。

種類は

エリスリトール、マルチトール、ソルビトール、キシリトール。

甘草抽出物、ステビア、羅漢果抽出物です。

小腸から体内への吸収が悪く、カロリーになりにくいのが特徴で1㌘あたり0~2kcal程度と云われています。(単糖類は1㌘あたり4kcal)

一般に良く耳にするのが、キシリトールだと思います。

糖アルコールは口内細菌による酸への代謝が行われにくい為、虫歯になりにくいという事で爆発的に広がりました。

しかし、小腸での吸収が悪い為、過剰に摂取すると下痢になりやすいのも事実です。

ドラッグストアなどでよく見掛ける天然甘味料としては、エリスリトールが定番です。エリスリトールは糖アルコールにも関わらず小腸で吸収される為、下痢になりにくく、カロリーも0と表示されている物が多いので、ダイエットなどには有用だと思います。

“三糖類以上”

今回は

【糖質=糖類+三糖類以上+糖アルコール+人工甘味料】の“三糖類以上”についてです。

前回の投稿の“二糖類”は単糖類が2つくっついた物でした。

今回の“三糖類以上”とはその名の通り、単糖類が3つ以上くっついた物です。

当然、たくさんの単糖類がくっついている物の方が構造が複雑になります。
これを複合炭水化物と呼んだりします。

糖質は全て単糖類まで分解されてから消化・吸収されます。

その為、単糖類までの分解に時間を必要とする“三糖類以上”の糖質は[血糖値の上昇が緩やかになります。]

これがGI値(グリセミック・インデックス)の考え方です。

その中でも、単糖類が3~9つくっついた物を『オリゴ糖』。

単糖類が10つ以上くっついた物を『多糖類』といいます。

多糖類で最も身近なのは、やはり“デンプン”でしょう。
米、パン、麺、いも、根菜類にたっぷり入っています。

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『多糖類』は『単糖類』や『二糖類』に比べて血糖値の上昇は緩やかなものの、過剰に摂取してしまえば、必ずおデブちゃんの要因となります。

ちなみに、白米よりは玄米、パンやパスタは全粒粉の物の方が精製されていない為、構造が複雑で消化・吸収に時間が掛かります。

それが、GI値の低い理由であり、ダイエットには有用と言われている所以です。

まあ僕個人としては、『白米だろうと玄米だろうと大して変わらねーよ』という考えですが…

“糖類”

今回は、

 

【糖質=糖類+三糖類以上+糖アルコール+人工甘味料】

 

の中の“糖類”について書きます。

 

【糖類=単糖類+二糖類】

 

という図式です。

 

『単糖類』とはブドウ糖、果糖、ガラクトースの事を指します。

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これらは、清涼飲料水やジュース、調味料、フルーツなどにたっぷり入っています。

 

『二糖類』とは砂糖、乳糖、麦芽糖の事を指します。

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これらは、単糖類が2つくっついたものです。

 

代表的なものは【ブドウ糖+果糖で出来ている砂糖】です。

 

他には牛乳水飴にたっぷり入っています。

 

この『単糖類』と『二糖類』は構造がとてもシンプルな為、単純炭水化物とも呼ばれています。

 

これらは糖質の中でも“急激に血糖値を上昇させる”という特徴を持っています。

 

ですので、身体作りにおいてこの“糖類”の摂取量や摂取タイミングは最も重要なファクターとなると言っても過言ではありません。

 

おデブちゃんでこれが嫌いな人はいませんよね。

 

つまり、これがどうゆう役目をしているかは、言わずもがな…

 

なんだか、かなりマニアックな内容になってしまっていますが、読んで下さっている方々に正しく伝わっているのだろうか?