体脂肪率を1桁に③

moblog_724d82ea

前回の投稿では体脂肪率を減少させていく2つの手段を挙げました。

①筋肉量はそのままで、体脂肪量を減少させる

②体脂肪量はそのままで、筋肉量を増加させる。

の2つです。

 

では、この2つの手段でより確実に、より早く、目標達成出来るのはどちらでしょうか?

僕は“①筋肉量はそのままで、体脂肪量を減少させる。”が最良の手段だと思います。

なぜなら、前回の投稿で体重100kgで体脂肪率20%の例を挙げました。①、②の方法で5kgづつ質量を変化させましたが、より大きな体脂肪率の減少があったのは①の方法でした。

そして何より、②のように純粋に筋肉量だけを増加させていくのは、とてもとても困難な事です。(僕の才能の無さも理由にありますが、僕が1年中トレーニングを継続して増加する筋肉量はせいぜい1、2㎏です)

筋肉量を増加させているうちに、人生が終わってしまいます。

 

一方、①のように体脂肪量を減少させていく事は、適切な食事、適切なトレーニングを実行出来れば3ヶ月程度で5kg減少させる事も充分可能です。(体脂肪量が減少していくような栄養状態は筋肉量の減少も起こり易いのでトレーニングとたんぱく質の摂取は一層の心掛けが必要になりますよ)

 

つまり、今回の友人の質問への回答は、体脂肪量を減少させる為に、徹底的にストイックな食事を継続し、筋肉量を減少させないようにトレーニングで筋肉を刺激しまくれ!ということです。

具体的な食事内容やトレーニング内容を記していないのは、こんな僕のようなブログでも光栄にも多くの方が読んで下さっている為、全ての方にマッチする具体例が見つからず、誤解を与えてしまうのを避ける為です。

具体的なアドバイスは個別にさせて頂きますので、facebookなどのメッセージでも頂ければ喜んでお答えします。

体脂肪率を1桁に②

人間の身体を構成しているのは、筋肉(心臓、内臓、骨格を含む)・脂肪(皮下、内臓含む)・血液・骨・皮膚・毛・体液などがあります。

成人の人間が身体の構成要素で自らの意思で質量を増減可能なのは筋肉と脂肪だけです。
(髪が伸びたり、水をがぶ飲みしたっていうのはなしですよ)

つまり、筋肉と脂肪以外は常に同じ重さがあるので、体脂肪率や体重の変化は全て筋肉か体脂肪の質量の変化という事です。

 

体脂肪率を低くする方法は大きく分けて2つ。
①筋肉量はそのままで、体脂肪量を減少させる。

②体脂肪量はそのままで、筋肉量を増加させる。

 

体脂肪率の求め方は、
【体脂肪量/筋肉量+体脂肪量+その他】×100です。

体重100㎏で体脂肪率20%の方を例にすると、
【20㎏/30㎏+20㎏+50㎏】×100=20%という式が成り立ちます。

①の場合(体脂肪量を5㎏減少させる)
【15㎏/30㎏+15㎏+50㎏】×100=16%

②の場合(筋肉量を5㎏増量させる)
【20㎏/35㎏+20㎏+50㎏】×100=19%

それぞれ5㎏を変化させるとこうなります。
この様なアプローチを続けていくと、いずれ体脂肪率は1桁台になります。

しかし、計算上はこの様に簡単に出来ても現実はどうでしょうか…

③へ続きます。