今年もコンテストシーズンは佳境を迎え、残すところ1ヶ月程度となりました。
今シーズンも多くの選手を指導させて頂きましたが、コンテスト間近になって最も注意しなければならないのが怪我です。
私のクライアントではありませんが、コンテスト直前に怪我をしてしまう選手はかなり多くいます。
殆どの場合が、減量で回復力が低下している中でも、ついついトレーニングをやり過ぎてしまい、オーバーワークの結果、怪我をしてしまうというパターンだと思います。
このパターンは私も選手の気持ちは非常に理解出来ます。
体温や心拍数などのデータを上手く活用するとオーバーワークの兆候を見逃さず対応出来ると思います。
それとは別にたまに見掛けるのが、減量末期にも関わらずストレッチ種目を重視して怪我をしてしまう選手です。
気合が入っているから、更に負荷を強くする…というのは絶望的です。
このパターンはトレーニングの考え方を根本的に見直す必要があると思います。
ストレッチ種目はターゲットの筋肉にかなり強い負荷が掛かる為、筋肥大や筋力のアップには有効な事は間違いありません。
しかし、コンテストに出る様な選手の場合はもう一歩踏み込んだ考えでメニュー構成をしなければなりません。
お近くのコーチに相談してみて下さい!