“胸”

『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』

 

と云いますが、今日とても参考になるアドバイスを戴きました!

 

アドバイスをくれたのはもちろん、あの男、『信田 泰宏』です!

 

そうあのNiceGuyです。

 

 

 

僕のフィジーク・コンペティターとしての最大の弱点が『胸』です。

 

大胸筋が発達した選手の隣に立つと泣きたくなるほどのペチャパイです。

 

 

特に減量に入ると大胸筋から落ちていってしまっているのでは・・・と思うほどボリュームダウンしてしまいます。

 

その為、今までも自分なりに胸のトレーニングを試行錯誤してきました。

 

時には、ヘビーウエイトで、時にはハイレプスで、時にはスーパーセットで・・・

 

しかし、僕の大胸筋が飛躍的に改善される事はなく長年の課題なのです。

 

そこで、競技者全員の“胸”が発達しているスポーツは何か?と考えました。

 

以外に思うかもしれませんが、“胸”が発達しているイメージのボディビルダーですが、“胸”に課題を持っている選手は多く、競技者全員が発達しているとはいえません。

 

そこで思い当たるのが、パワーリフティングやベンチプレスの選手です。

 

彼等の“胸”は一様に発達しており、女性顔負けの“胸”をしています。

 

2つの競技者に共通しているのは、重い重量を挙上する事が最終にして、最高の目標だという事です。

 

つまり、彼らは『重さを追究した結果、“胸”が発達した!』

 

という良いお手本です。

 

今までの僕は、

 

『“胸”の発達を追及して、重さよりもパンプや効き!』

 

という考え方でした。

 

しかし、それでは思い描いていた発達は得られませんでした。

 

ですので、今年のオフシーズンは思いっきり重さを追求する事で“胸”の劇的な変化を目論みました。

 

ということで、

 

『餅は餅屋』

 

関東大会の記録保持者である信田さんにアドバイスを求めたわけです。

 

詳しい内容は貴重な情報過ぎて明かしたくありませんが、信田さんのアドバイスは新鮮で明確で、無駄がなく、今までの僕がアプローチした事が全くない方法で、とても参考になりました。

 

それだけでなく、本当に良いアドバイスというのは聞いているだけでワクワクして、既に“胸”がサイズアップした様な勘違いをしてしまうようでした。

 

今までの僕のベンチプレスのMAXは3年程前に体重75kgで130kgでした。

 

今年のオフの目標は体重75kg以下で140kg以上をクリアしたいと思います!

 

信田さん、アドバイスありがとうございました。

 

お礼に今度食事ご馳走させて下さい!!

 

 

 

 

プロテイン②

今回はプロテインについてのメリット

 

②吸収速度が食物よりも速い

 

という点についてです。

 

前回の投稿で

 

『オレは30グラムの食事を5回して150グラム摂取するからいい!』

 

という方はそれでいい。と書きましたが、それはトレーニングをしていない方で、トレーニングをされている方はプロテインの方が適しているタイミングがあります。

 

それは、“トレーニング直後”です。
トレーニング直後はタンパク質合成のゴールデンタイムと云われていますが、食物からタンパク質を摂取するのは不向きなタイミングなのです。

 

これは何故かというと、人間の身体は平滑筋と呼ばれる胃や腸などの内臓の筋肉と、骨格筋と呼ばれる腕や脚、胸や背中などの筋肉とを同時に働かせるのがとても苦手だからです。

 

誰でも経験のある例えとしては、小学生の時に給食を食べて直ぐにドッジボールや縄跳び、マラソンをした時に“横っ腹が痛い!”という感覚です。

 

これは、給食で摂取した物を内臓の筋肉が消化・吸収しようと血流が内臓に集中しているのに、ドッジボールなどの運動で骨格筋を働かせようとしてしまっている為、内臓の筋肉が『やめろ!邪魔するな!』と身体にサインを出しているわけです。

 

逆もまた然りで、運動で疲労困憊の時には食欲など湧かず水分だけで充分と思った事もあるはずです。

 

そして、1時間程すると空腹感を感じ食事を摂りたいと感じるはずです。

 

これは、運動により血流が骨格筋に集中しており、平滑筋を働かせる準備が整っていない証拠です。

 

つまり、トレーニング直後というのは、血流が骨格筋に集中している為、平滑筋の働かせる準備が整っていない状態です。そんな時には、液体で平滑筋にあまり負担の掛けず尚且つ素早く筋肉まで辿り着くプロテインが適しているという事です。

(さらに突き詰めれば、今流行のアミノ酸やBCAAなどの粉末もこの考えに則っています。それはまた今度・・・)

 

ちなみに今の僕はこのタイミングのみプロテインを飲んでいます。

 

以前は

 

『簡単に大量のタンパク質が摂取できる!』

 

と調子に乗ってプロテインに頼り、1日に3、4回飲んでいた時期もありましたが、結局、楽をして得られるものなど何もないと感じました。

 

やはり、『栄養補助食品』というだけあって、“補助”するものがメインになってはいけない・・・ということです。

 

基本はしっかり食べる事!

 

それにタイミングよくプロテインで“補助”してあげることが大切です!!!

プロテイン①

『プロテイン飲んでいますか?』

 

『1日何回プロテイン飲みますか?』

 

『どこのメーカーのプロテイン飲んでいますか?』

 

とプロテインに関しての質問をよく受けますので、僕の考えを少し。

 

プロテインといえば、ひと昔前とは異なり今ではトレーニーやジョガーの間では摂取する事が当たり前になってきました。

 

この“プロテイン”。

 

様々なメーカーがあり、様々なフレーバーがあり、様々な特徴があります。
しかし、全てに共通するのは、『タンパク質を粉末や液体にした物』という事です。

 

まぁタンパク質を英語にするとproteinとなる訳ですから、当然ですね。

 

では、これを摂取するメリットは何かと言うと、大きく分けて2つです。

 

①不足分を補う

 

②吸収速度が食物よりも速い

 

という2点です。
(ハードトレーニーやアスリートには更に細かいポイントがありますが、今回は一般的な視点で。)

 

今回は①について、

 

タンパク質の摂取目標量は一般的な方で体重×1.5㌘、トレーニングをしている方で体重×2㌘が最低必要だと云われています。

 

例えば、体重70㎏のトレーニーの方の場合、1日に140㌘以上摂取する必要があるという事です。
これは、卵1つで約7グラム、鶏肉200グラムで約30グラムと換算すると卵で20個、鶏肉で1㎏程食べなくてはならない量です。

 

それも、1日や2日だけでなく、毎日毎日…

 

しかも、タンパク質と同時に過剰に脂質を摂取してしまったり、調理に手間が掛かりコストもかなり高くつきます。

 

そして何より現実的に難しいと思います。

 

1日に3回食事を摂取するとして、1回30㌘のタンパク質を摂取するとしても3回で90㌘です。

 

それだけでは、50グラムが不足しているという事です。

 

この残りの50㌘の不足分を補うのにプロテインが活躍するというわけです。

 

もちろん、『オレは30㌘の食事を5回して150㌘摂取するからいい!』という方はそれで良いと思います。

 

しかし、時間的にも食欲的にもそう出来ない方が殆どです。

 

ですから、3食きっちりとタンパク質を摂取し25グラムのプロテインを2回飲むというのが、現実的ではないでしょうか。

 

トレーニングをしていない方には・・・というと、

 

『トレーニングもしていないのにプロテインを飲むと太る。。。』

 

と言う方が大半です。

 

では、その方々がトレーニングするしないに関係なく過剰に食べている、お菓子やアイスクリーム、ジュースにお酒は太る要因になっていないとでも言うのでしょうか?

 

僕は、必要以上に過剰に摂取しろとは言っていません。

 

あくまで不足分を補いましょうと言っているだけです。

 

“不足しているタンパク質の摂取を躊躇うより、過剰に摂取している糖質と脂質を止めなさい!”

 

という事です。

 

特に、女性はタンパク質の摂取量が不足している方が多いです。

 

タンパク質は肌や髪の主成分ですので、美容という観点からもとても大切です。

 

具体的な摂取方法が知りたい方は、お気軽にご質問下さい。

 

 

BBJとUSBBメンズフィジーク

BBJ(ベストボディジャパン)の日本大会が今週末に迫りました。

 

選手の方々は、現在が一番過酷な時期ではないでしょうか?

 

この辛い時期を乗りきりコンテスト当日は思いっきり楽しんで下さい!

 

 

 

ところで最近、

 

『阿部はBBJに出場しないのか?』

 

『BBJとUSBBメンズフィジークは何が違うのか?』

 

と問われる事が多々ありましたので、僕なりの考えを書きたいと思います。

 

実は、昨年BBJが初開催される時期に僕もエントリーを考えました。

 

しかし、大会の概要を見て日本国内のオリジナルのコンテストという事、審査員の方々がボディビルやフィジーク経験者ではないというポイントが腑に落ちないと感じエントリーしませんでした。

 

これは、決して悪いことではなくBBJの謳っている“誰が見てもカッコイイ”という概念からすれば、適切な人選でありハードトレーニーからだけでなく一般の見識からも評価される身体を前提としていることの表れだと思います。

 

そして、サーフショーツだけでなくジーンズでの審査もあるという事は、フィットネスモデルとしての評価よりもファッションモデルとしての完成度を求めていると感じました。

 

その点、USBBメンズフィジークはボディビルという競技の中のカテゴリーの1つとして位置づけている事と、審査員が宇戸会長、山岸プロをはじめ国内外で輝かしい実績を挙げられている経験者の方々だということ。

何よりNPCルールに則っているという点が僕には魅力的な要素でした。

 

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ですので、僕にとってはUSBBが理想と感じただけです。

 

決して、BBJを悪く言ったり嫌いという事ではありません。

BBJも大会の規模が拡大され、マスメディアや雑誌媒体を駆使し年々出場者が増加して、エントリーされている選手の方々はとても素晴らしい身体を作り上げています!

 

競技としての内容は少し異なりますが、同じフィジーク競技として日本国内のトレーニングに対するイメージや考え方をより良くしていければ良いと思います!

 

BBJ選手の皆さん今週末は頑張って下さい!!!

直言

“師と仰ぐ人”

 

“原理原則を教えてくれる人”

 

“直言してくれる人”

 

『人間三人の友を持て』と言います。

 

そんな中でも、“直言してくれる人”というのは本当に大切だなと思います。

 

相手にとって耳の痛い話や、相手の欠点や悪い部分を直接伝える事は、嫌われる可能性も高いし反感を買う事も多いです。

 

本当に相手の事を思っていなければ、わざわざ嫌われる様な事は言わずニコニコしながら去っていったり、見下したりしていれば良いわけです。

 

嫌われる可能性があると分かっていて、耳の痛い事を言ってくれるという事は本当に自分の事を思って口にしてくれているのだと思います。

 

これは、感情に任せて「怒る」や「キレる」というのとは、次元の違う事で愛情のある「叱る」という事なのだと思います。

 

昨日、僕自身も本当に尊敬するクライアントから直言して戴きました。

 

『相手の為を思って言うということは、こうゆう事なんだ!』

 

と思いました。

 

いつまでも直言して戴ける謙虚さを持ち合わせていたいものです。

カーディオマシン

スポーツクラブやフィットネスジムには様々なカーディオマシンがあります。

 

カーディオマシンとは、有酸素運動を行うためのマシンでランニングマシンやバイク、ステアマスターなどの事です。

 

特に最近のジムでは、フリーウエイトやレジスタンストレーニングのマシンよりも遥かに多い台数、遥かに広いスペースを使ってカーディオマシンが並んでいます。

 

ジムに通う目的は人それぞれで

 

・スタジオでエアロビクスを楽しみたい!

 

・ウエイトトレーニングで筋肉をつけたい!

 

・プールで泳げるようになりたい!

 

・トレッドミルやバイクで有酸素運動をしたい!

 

などなどあると思います。

 

その中で、かなりの割合で見掛けるのが、ジムに来て20~30分ぐらいカーディオマシンを行い、軽くストレッチをしてお風呂に入って帰る…という方々です。

 

会費を支払い利用されているので、ジムの活用の仕方はそれぞれ自由なのは当然なのですが、少し勿体無い気がします。

 

カーディオマシンで行う、ランニングやウォーキング、バイクはジムに通わなくても出来る事が殆どです。
(頑張っている姿を見られたくない…や、夜に外を走るのは恐い…という方は別です。)

 

せっかく会費を支払いジムに通っているならば、そのカーディオマシン20~30分にスタジオのプログラムを1つプラスするとか、レジスタンストレーニングのマシンを3種目だけプラスするとか、たまにはプールでのウォーキングに変えてみるとか、少し活用法を変えてみると良いと思います。

 

ジムにいる時間が長い僕から見ていると、勿体無い方々がたくさんいらっしゃいます!

 

決して安い会費ではないと思いますので、その会費分よりも1円でも10円でも特をするような活用の仕方をお勧めします!

歯医者

先日から、歯科医に行っています。

 

現在の歯の状態をチェックする為、レントゲン撮影をして貰いました。

 

実は今年の春先から左右の奥歯が欠けたような感じがして、舌触りも不快感があり早く歯科医に行かなければと思っておりました。

 

しかし、そのうちそのうち…と思っている間に、コンテストの為の減量に入ってしまい、“この時期に噛み合わせの感覚が変わってしまうのはイヤだなっ”と考え、結局コンテストが終わった年の瀬になってしまいました。

 

結果は案の定、左右の上の奥歯が欠けてしまっており、下の奥歯も摩耗してしまっていました。

 

原因は強く噛み締め過ぎとの事。

 

つまり、ウエイトトレーニング時の食い縛りが原因でした。

 

僕自信はトレーニング時になるべく、歯を食い縛らずロングブレスするようにしていたつもりですが、知らず知らずのうちに食い縛っていたようです。

 

歯の治療が完了したらマウスピースを作る事も考えようと思います。

 

皆さんにも、トレーニング時の歯の噛み締め方や現在の歯の状態を再確認する事をお勧めします!