先日の投稿で、私は右足首の調子があまり良くないと書きました。
その後も治療に行ったり、テーピングをしたり、ストレッチやコンディショニングをしたりと試行錯誤していました。
そんな中で現在の私がスクワットを行う際に最も痛みが無く、恐怖心も無い状態で出来るのがこのコンビです⬇︎
SBDのリフティングソックスとナイキのリフティングシューズ『ロマレオス』のコンビです!
ロマレオスは4.5年前から愛用している最高のシューズですが、SBDのソックスとの相性が非常に良く、現在の私の脚トレには欠かせないモノです。
足首はもちろんですが、膝や腰の調子が悪い方は、シューズやソックスなどを見直してみるのも改善の糸口となる事がありますので、様々な種類をお試しください。
数多あるマシン種目の中で初めてジムに来た方から何十年もジム通いをしている方まで共通して行う種目ナンバー1が“ラットプルダウン”だと思います。
背中の種目はバーベルやダンベルを使用して行う種目は、難易度が高い為マシンを使用して比較的簡単に出来る種目を行う事は非常に良い事だと思います。
そんな“簡単”だと思われている、ラットプルダウンは実は非常に難しい種目です。
上下に動く負荷を背中の筋肉で引くというのは難しい動きなのです。
ですので、初めて行う方が全く背中に感じられず、腕ばかりに効いてしまうのはある意味当然です。
そんな理由から私は、ビギナーの方にはまずケーブルプルオーバーをお勧めする事が多いです。
そして、背中の筋肉を使う感覚が掴めてからラットプルダウンを取り入れると効率よく種目の特徴を捉えられると思います。
背中でお悩みの方はお試し下さい。
最近は殆どのジムにスミスマシンがあります。
しかし、スミスマシンのバーの重量は各メーカーにより設定が異なります。
私が最も好きなCYBEXのスミスはしっかりと明記してありますが、バー自体の重量が明記されていないものが多いです。
このあたりも、私がCYBEXを好む理由です。
スミスを使用する際は、フリーウエイトの様に〇〇kgと重さに拘るのではなく、アップから少しづつ増やして行き、適切な重量を見つけましょう。
スミスの使い方が上手なトレーニーはトレーニングが上手な方が多いです!
今日のトレーニング部位は脚!
最近、少しづつ調子も上がって来ていて現在の私のトレーニングルーティンの中でも非常に大切な部位です。
大腿部のサイズもかなり戻ってきていて、トレーニング・食事・睡眠の調子の良さを感じています。
私が脚のトレーニングを重要視している理由はトレーナー、選手として最も大切だという事は当然なのですが、もう一つはファッションです。
私は⬇︎の様なフィットネス系のファッションが大好きなので、太くバランスの良い大腿部は必須なのです!
シーテッド・バックプレスは耳の高さで切り返しましょう!
可動域を広くとる事はとても重要な事ですが、バックプレスであまり深く下ろす事は肩関節の怪我に繋がります。
元々、肩関節や胸椎が硬い方はもっと浅くても良いぐらいです。
ご参考までに。
今日は良いスクワットが出来た!
それだけで気分良く眠れる。
明日は選挙に行こう!
このロウイングマシン、良いマシンですが致命的な部分があります。
フットプレートがない…
今年もコンテストシーズンは佳境を迎え、残すところ1ヶ月程度となりました。
今シーズンも多くの選手を指導させて頂きましたが、コンテスト間近になって最も注意しなければならないのが怪我です。
私のクライアントではありませんが、コンテスト直前に怪我をしてしまう選手はかなり多くいます。
殆どの場合が、減量で回復力が低下している中でも、ついついトレーニングをやり過ぎてしまい、オーバーワークの結果、怪我をしてしまうというパターンだと思います。
このパターンは私も選手の気持ちは非常に理解出来ます。
体温や心拍数などのデータを上手く活用するとオーバーワークの兆候を見逃さず対応出来ると思います。
それとは別にたまに見掛けるのが、減量末期にも関わらずストレッチ種目を重視して怪我をしてしまう選手です。
気合が入っているから、更に負荷を強くする…というのは絶望的です。
このパターンはトレーニングの考え方を根本的に見直す必要があると思います。
ストレッチ種目はターゲットの筋肉にかなり強い負荷が掛かる為、筋肥大や筋力のアップには有効な事は間違いありません。
しかし、コンテストに出る様な選手の場合はもう一歩踏み込んだ考えでメニュー構成をしなければなりません。
お近くのコーチに相談してみて下さい!
私はセッション中に発するトレーニング用語や言葉には自分なりに注意しています。
お客様には様々なトレーニング種目やフォーム、食事・サプリメント、休養の事などアドバイスさせて頂いたり、教えて頂いたりと沢山会話をさせて頂いています。
その中でも私は『負荷』という言葉と、『負担』という言葉は明確に使い分け、言い間違えのない様に強く心掛けています。
『負荷』は筋肉にしっかりと与え、『負担』は関節には与えないように!
これがウエイト・トレーニングで怪我をしない為に最も大切な事だと私は考えています。
いくら重い重量を扱ってもその殆どが関節に乗ってしまっていては意味がありませんし、怪我のもとです。
逆に重量はそこそこでもその全てが対象の筋肉に掛かれば安全で効果的なトレーニングになります。
今一度、私も再確認しながらトレーニングしたいと思います。
※パワーリフティングやウエイトリフティングの競技は意図的に関節に乗せるテクニックを使用しますので、目的に応じたトレーニング方法を身に付けて下さい。
最近では、かなりのジムに設置されているMAG。
今では偽物も沢山出回っています。
背中のトレーニング、特にラットプルで使用する事が勧められていますが、私はあまり使用しないし、クライアントにもあまり勧めません。
ラットプルダウンという種目をグリップを変えるだけで、ターゲットを変えるという安易な考え方はあまり正しくないと思うからです。
背中の中でも違う部位を狙っていれば、おのずと異なった種目で行うという選択になるはずです。
唯一、お勧めする場合があるとすれば、ラットプルダウンで“指で引っ掛けて”グリップしてしまう癖のある方にはそれを修正する為には非常に効果的です。
その様な方は是非利用してみて下さい。
“掌で引っ掛ける”感覚が養いやすいはずです!
MEN'S PHYSIQUE 2014 全日本優勝 パーソナルトレーナー 阿部和也