スポーツパフォーマンスとウエイト・トレーニング③

引き続き③です。

『ウエイト・トレーニングの動きと競技の動きは違うから悪い癖が付く!』

この意見に関しては、僕の意見は

『あなたの技術練習のレベルは週に何度かするウエイト・トレーニングで悪い癖が付いてしまう程度なの?』

『特異性の原則に基づいてる?』

『トレーニングのに対する理解が薄いんじゃないの?』

という考えです。

そもそも、幼い頃から毎日何時間もの時間を費やして会得してきた技術が、週にたった数時間ウエイト・トレーニングをしたぐらいで無くなったり、好ましくない動きを覚えてしまうでしょうか?

まるで、毎日朝から晩まで一緒にいて子どもを躾しているのに、週に1時間でも『〇〇の番組を観るとバカになるからやめなさい!』と言っている過保護な親のようです。

あんたの躾は、テレビを少し見るぐらいで覆されてしまう程度の物なのか?ということです。

むしろ、『世の中にはこんなバカな番組もあるんだね!こういうことしたらダメよ!』という教育の方がたくさんの事を学べるのではないでしょうか?

ウエイト・トレーニングも同じだと思います。

ただし、赤ちゃんにアダルトビデオやバイオレンスな映画を観せないのと同じように、スポーツを開始して間もない少年や、技術やフォームを変更しようとしている時期には徹底的に技術練習での反復が最優先なのも事実です。

ここでも、自分自身を理解しているかが大切なことです。

 

 

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