私の1番好きなスポーツ雑誌。
『Number』
そして今回はイチロー選手。
今日はジムのエアロバイクをこぎながら読みましたが、いつもは長くてつまらない30分がアッという間でした。
イチロー選手のインタビュー記事はスポー選手というより、哲学者のような内容ですね。
秋の東京都ベンチプレス大会に出場しょうかな…と思っています。
昨年は開催時期がピタリと合っていたので、春の大会に出場しましたが、今年は中々ベンチプレスに没頭出来るタイミングが無く、春は出場出来ず、秋もスケジュール的には少し厳しい感じです。
というのは、11.15にNPCJフィジークの全日本があり、秋のベンチプレス大会が10.10なので、ベンチプレス大会が終わって約一ヶ月で満足のいく仕上がりが出来るかどうか微妙だからです。
昨年は74kg級に71kgで出場しましたが、やはり、リミットいっぱいで出場したいという気持ちが強いのですが、74kgという体重でフィジークの一ヶ月前というのは私にとってはオーバーウエイトになってしまう訳で…
とりあえず、アジアチャンピオンの信田さんに相談して大まかなプランは立てましたが、暫くじっくり考えようと思います。
フィジークは他の選手との相対評価で順位が決定しますが、ベンチプレスは重量という絶対評価なので自分自身の成長が数字で見えて非常に素晴らしい競技だと思います。
明日からエブリベンチだ!
現在、日本のプロ野球界でNo.1の肉体の持ち主と言えば、やはり、オリックスの糸井選手ですね。
ユニフォーム姿は本当にカッコ良く、私の世代では秋山幸二氏以来のプロポーションの良さだと思います!
あのダルビッシュ投手も認める肉体との事です。
メディアでは『天然』などと面白おかしく伝えられていますが、あの肉体を作り上げるにはただ闇雲にトレーニングをするだけでなく、かなりの知識や感性が必要になります。
現在の野球選手のトレーニングレベルは意外にも高くありませんし、食事も昔ながらの焼肉、寿司…などの食生活を送っている選手が多いです。
私は野球選手にもっとカッコ良い身体をして欲しいと願っています!
糸井選手のように!
今日は仙台、アジア選考大会の決勝でした。
結果はこちらの吉賀さんのブログで
結果はまずまず順当なものだった様ですが、写真で見る選手のレベルは非常にハイレベルで、フィジーク選手は年々巨大化しているように感じます。
このままでは、私もポージングでカバーするなどと言っていられない状況なのは明白です。
ただ、私の友人も試合後に語っていたのですが、
『自分自身の理想とする身体と、フィジーク選手として評価される身体が掛け離れて行っている』
という流れもあります。
この辺りは個人の美学もありますが、競技者としてステージに上がる以上は自己満足ではなく、ジャッジに評価される身体を求めて行かなくてはならないと思います。
やはり、他人の評価こそが絶対なのです。
良い刺激を戴いたので、明日からもまた頑張れそうです!
選手の皆さん、関係者の皆さん2日間お疲れ様でした。
明日、明後日は仙台で日本クラス別とフィジーク、ビキニですね。
アジア大会の選考という事でかなりハイレベルな大会が期待されます。
観戦には行けませんが、選手の皆さん応援しています!
先日の“減量幅”の記事で、個人的な部分でご質問を頂きましたので、私の意見を書きたいと思います。
質問は『阿部さんはその程度の筋量で満足して、オフの急速な増量はしないのか?』
というものです。
まさしく、私にとっては耳の痛いお言葉で、直言して下さった事に非常に感謝したいと思います。
そして、私の回答は
『もちろん、この程度の筋量で満足はしていませんし、私の課題は全身の筋量の無さという事も自覚しています。
しかし、腹筋の輪郭が見えなくなってしまう程の急激な増量はしません。』
です。
なぜなら、私の職業はフリーランスのパーソナルトレーナーです。
細々とした生活ですが、パーソナルトレーナーという仕事で愛する家族を養っています。
アマチュアスポーツである以上、仕事あっての競技生活です。
この程度の身体ですが、少しでもクライアントの方々に耳を傾けて戴いているのは、この身体に対してだと思っています。
つまり、私がクライアントの方々に提供させて戴いているのは紛れもなく私の身体です。
増量期だからと言ってパンパンな身体をしていたり、クライアントが厳しいダイエットをしているのに、私がぶくぶく太って行くのは説得力に欠ける気がしてなりません。
私は身体が、そのトレーナーの“価値”だと思って疑いません。
そして、その“価値”は時価であり、賞味期限切れのタイトルなど何の値打ちも無いと思っています。
ですので、闇雲な増量をして自分の看板に自分で泥を塗る様な事はしたく無いのです。
しかし、バルクアップという課題に対して諦めているわけではなく、亀の歩みの如く取り組んで行きたいと思っています。
それこそが本当の説得力なのだと信じています。
あくまで私の気持ちですので、他のパーソナルトレーナーの方々にはまた違った考え方があって当然だと思いますし、異論はありません。
なんだか、熱くて気持ちの悪い投稿になってしまいましたが、娘や妻に恥ずかしい思いをさせたくないので、自分が出来る範囲で良い身体でありたいという単純な気持ちも大いにあります。
フィジークに出場される選手によく聞かれる質問で、『何kgぐらい減量しますか?』というものがあります。
私の場合は5.6kg程度で、周りのトップ選手達でもせいぜい10kg程度です。
私の考えとしてはフィジーク選手はオフシーズンもある程度のコンディションを保つ事が大切で、減量時に15kgも20kgも落とさなければならない程、コンディションを崩してしまうのはNGだと感じています。
20kgも落とさなければコンテストコンディションに出来ないのであれば、かなりブヨブヨな状態が予想されるし、そもそもそんなカッコ悪い人間が減量したからと言って評価される程甘い競技ではありません。
当然、残したいはずの筋量は犠牲になり、ヘロヘロの状態での減量になる為、体重は目標に達しても残った筋肉には張りも密度もなく、全く迫力のない仕上がりになるのは目に見えています。
以前にも書きましたが、
“バルクアップの勘違い”
をしてオフシーズンに体重を闇雲に増やせば、トレーニングの使用重量は飛躍的にアップするでしょう。
しかし、フィジークやボディビルという競技は重量挙げではないのです。
『ベンチが何kg挙がった!』
『ショルダープレスが何kgアップした!』
と喜んでもステージ上では何の評価対象にもなりません。
もちろん、使用重量=筋量と考えれば使用重量を伸ばして行くのは大切ですが、単純に体重が増えるだけでも使用重量はある程度アップしてしまうので、そこを勘違いしない事が肝要です。
こういった事を書くと、必ずIFBBの海外のプロボディビルダーなどを引き合いに出し、 『◯◯はオフになると、20kg増やしてデカくなる…』という浅はかな事を言う方がいます。
彼等は私達とは“色々な事”が違うのです。
学ぶ事はたくさんありますが、真似る事は非常にリスクが伴います。
ですので、リーンな食事を繰り返し10kg未満の減量幅になるようなものが良いと思います。
フィジークはオフもカッコ良くなきゃ!!!