ダイエット①

昨日の続きです。

①とにかく、体重を減らして目標体重を達成したい。その為には筋肉であれ、脂肪であれ体重が減ればなんでも良い。
というダイエットの行い方、はっきり言って間違っています。そしてかなりの高確率で激しいリバウンドに襲われます。(たぶん、WBCで日本が3連覇する確率より高いはずです!)

しかし、この間違った方法を理解してやむを得ず行っている人々もいます。それは、ボクサーをはじめとする体重制限のあるスポーツ選手です。彼らはただでさえ無駄な脂肪のない肉体から5~10㎏近い減量をしなければなりません。出来ることなら栄養のバランスを考慮して脂肪だけを落としていく食事をしたいはずです。その結果、制限体重まで落とせれば理想です…しかし、それだけではリミットまで減らす事が出来ない為、筋肉や水分までも削って減量するのです(井岡選手は最後の最後はブドウ3つしか食べれないと言っていました)。
その為、彼らのリバウンドは凄まじい物があります。
通常、計量は試合の前日に行われます。計量をクリアした選手はとにかくハイカロリーなものをお腹が破裂するほど食べまくります。その結果、試合当日には制限体重よりも7、8㎏重くなっている選手もたくさんいます。

つまり、極端なカロリー制限、〇〇だけダイエット、絶食などは程度の差はあるにしてもボクサーと同じ事をしているんです。

そして、このダイエットの方法をとっている方で殆どの方が犯しているミス…
朝はパンとヨーグルトを少し。
昼は少し控えめにおにぎりとお茶。
夜は炭水化物を控えないといけないからサラダだけ。
こんな食事パターンだと思います。

これじゃ素晴らしい肉体は手に入りません。しかし、こんなに厳しい食生活を継続して行える精神力があれば、考え方を変える事が出来ればダイエットは難しいものではないと言えます。

つづく…