フィジークの絞り

昨年の全日本大会後、フィジークに出場を考えている方々に多数お会いしています。

 

その中でよく頂く質問は、

 

『どのぐらい絞れば良いんですか?』

 

というものでした。

 

確かにルールにも、“過度の絞り”は評価されないと明記されています。

 

しかし、その基準というのは曖昧なものです。

 

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この2枚の写真を見てもわかるように、周りのマッシブな小池選手、薊選手、Akio選手と比較すると、コンディションで言えば、私は絞れ過ぎているかもしれません。

 

しかし、こういったコンテストでまず、ジャッジの目に止まるのはキッチリと絞れていて仕上がりのハードな選手なのです。

 

特に私の様に、もともとバルキーではない選手は絞れていなければ予選落ちの可能性すら高いです。

 

“過度の絞り”は評価されないといって、ただ甘いだけの仕上がりなど評価されるはずかありません。

 

そもそも、バリバリの状態を目指して調整してもバリバリに仕上げられる選手などほんの一握りで、大半がその一歩も二歩も手前で終わってしまうのが現実です。

 

ですので私は、フィジークに出場される選手にも

 

『キッチリと絞れていないと話にならない。』

 

と伝えています。

 

私が意識しているのは、

 

“仕上がりはハードに、ステージングはソフトに!”

 

という事です。

 

今年、フィジークに出場される選手は是非キッチリと絞る事をお勧めします!