テクニック

blogを開始して数週間経ちます。

トレーニングをされている方々から僕自身のトレーニング内容やテクニック、コツを書いて欲しいと言って戴けます。

しかし、このblogではあまりそういった内容には触れない予定です。なぜなら、そもそも僕自身のトレーニングは読んで下さる方に紹介出来る程の物ではないし、大したテクニックなんて持ち合わせていないからです。

トレーニングのコツなども、その方の元々のフォームや目的を確認してからでないと、全く見当違いのアドバイスになってしまう危険性があるからです。

興味を持って下さる方には、直接ご説明しますのでメッセージでも口頭でも何でもご質問下さい!

大胸筋とバッティング

前回の投稿“基礎代謝のワナ”の続きは内容が難しいので只今、頭の中で整理中です。しばしお待ち下さい。

今日は野球の内容で、野球好きな方ならこれまた1度は耳にした事があるこのセリフ。『大胸筋を付けすぎると脇が締まらなくなって内角が打てなくなる!』

はっきり言いましょう!
【あり得ません。】

そんなバッター見た事もないし聞いた事もない。何度も言いますがそんなに簡単に筋肉は付きません。

僕に言わせると『指に脂肪が付きすぎると、じゃんけんでパーしか出せなくなる!』と同じくらい無知な発言です。
どんなブーちゃんでもグーもチョキも出せますよね!?

実際にアナボリックステロイドを使用してまで筋肉隆々にした、マーク・マグワイアやバリー・ボンズは内角のボールを数え切れないぐらいホームランにしています。

そう例えると、必ず返ってくるセリフ。『彼等には技術があったから…』

そうです、つまり内角が打てるか打てないかは技術論であり肉体論ではないという事です。論点をすり替えてはいけません。

最後に、僕がこの耳で生で聞いたプロ野球のスーパースターの発言を紹介します。

『筋肉を付けたせいで内角が打てなくなったのですか?』という質問に対して、

【元から打てへんわっ!!!】

『基礎代謝』のワナ

ダイエットに興味がある方は、必ず『基礎代謝』という言葉を聞いたことがあると思います。

この『基礎代謝』という言葉、スペシャルシンプルに言うと“呼吸をしているだけで使うエネルギー”って感じです。

ここからが本題なんですが、ダイエットやシェイプアップを目的に運動している方が1度は言われたことがあるセリフ、『筋肉を増やせば基礎代謝が上がって痩せやすい身体になりますよ!』。

筋肉はそんなに簡単に増えないのは以前の投稿で書きました。
それに筋肉を1㎏増やしてもアップする『基礎代謝』は約13キロカロリーです(アメちゃん1個程度)。

筋肉は大きく3種類に分類され、
①心筋(心臓の筋)
②平滑筋(内臓の筋)
③骨格筋(身体活動を行う筋)
があります。
運動で鍛えているのは主に③です。

しかし、『基礎代謝』で③が消費しているのは、全体の約20%弱しかありません。
それに対して、①と②が消費しているのは、全体の約50%にもなります。特に②の中でも肝臓は№1で全体の30%も消費しています。

つまり、筋肉を必死に増やしても『基礎代謝』で痩せやすい身体を手に入れるのは難しいわけです。
それよりも、肝臓や他の内臓をパワフルに活動させる方が確実に『基礎代謝』で痩せやすい身体を手に入れる事が出来るわけです。

そのやり方は…

『しゃがむ』

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『しゃがむ』と『かがむ』の違い知ってますか?


『しゃがむ』は膝よりもお尻が低い姿勢。
『かがむ』は膝よりもお尻が高い姿勢。

スクワットを日本語に訳すと『しゃがむ』。

つまり、スクワットでは、膝よりもお尻が低い姿勢まで下ろせってことだよね。

これ出来てる人、本当に少ないよ。

懸垂

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今日の投稿はとても短いです。

男性の身体作りに関しては、個人により様々な目的があると思いますが、まずは『懸垂10回』から始めましょう。基本の基本です。はっきり言ってこれが出来なければお話になりませんから…

ベンチプレスが〇〇㎏、スクワットが〇〇㎏、腹筋の6packが〇〇などは『懸垂10回』出来てから語りましょう!

明日は鉄棒でチャレンジしてみて下さい!

女性のトレーニング

先日の投稿でダイエット時でも筋肉を大切にしたいと書きました。その事について、特に女性から質問を戴きましたので僕の考えを書きます。

まず、“筋肉を付ける”というプロセスについてですが、中途半端な雑誌や本などにいかにも“簡単に筋肉が付く”などと書いてありますが、今すぐその雑誌や本はゴミ箱へ…。
“筋肉を付ける(正しくは肥大させる)”というのは、とても大変で難しい作業なのです。
パーソナルトレーナーという一般の方よりはトレーニングに精通している職業の僕が1年中トレーニングと食事を意識して増える純粋な筋量は1~2㎏です。

男性と女性によるホルモンの関係や、僕の才能の無さを考慮しても週に1、2回トレーニングをする女性が3ヶ月程度で“脚がムキッとしてきた”や“筋肉が付いて困る”という事はあり得ません。

そう感じるならば、それは“かなりのメルヘンさん”か“天才”のどちらかです。

“かなりのメルヘンさん”は周りにいるトレーナーに相談してみてください。きっと夢から覚ましてくれるでしょう。
“天才”の方は今すぐプロスポーツやボディビルやパワーリフティングを始めて下さい。年収1億円稼げると思います。

つまり、女性は“筋肉が付きすぎる”事など考えず思いっきりトレーニングして下さいということです。

但し、自分自身の身体を理解したトレーニングをするという事が大前提です。やり方によっては太い部位は更に太く、細い部位は細いままになりバランスの悪いスタイルになってしまう為、要注意です。

男性の“筋肉を付ける”についてはまた後日。

ダイエット②

昨日に引き続き②についてです。

②もちろん、体重は減らして行きたいが出来るだけ無駄な脂肪を減らす事でスタイルアップや見た目を変化させて行きたい。

というダイエットの取り組み方。やはりこれが、基本であり理想だと思います。
このダイエットを行っていく上で一番大切な事は、カロリーを消費してくれる筋肉を大切にし、脂肪へと変換されてしまう無駄なカロリーを極力控えるという事です。

難しいプロセスは省いて、スペシャルシンプルに説明します。
例えば、あなたの【身体】を1つの“市”だとします。
【筋肉】は“ゴミ処理施設”です。
そして、【脂肪】は町中に溢れた“ゴミ”の山だと仮定します。
【考え方】という市長が新しく就任し、市を綺麗にしたいと考えます(ダイエット計画)。

ステップ①これ以上無駄なゴミを出さないよう条例を作ります。(食事内容の改善)

ステップ②それと並行して税金を貰いながらもサボったり居眠りをしていたゴミ処理施設の従業員を就業時間内は真面目に全力で働かせます。(基礎代謝のup)
そうするだけで、少し市内のゴミが減ります。しかし、それでも市内にはゴミが溢れています。

ステップ③ゴミ処理施設の稼働時間を長くします。24時間体制でゴミを燃やし続けます。(高い基礎代謝の安定化)
ようやく市内は少し綺麗になってきました。それでも志が高い市長が満足できるレベルではありません。

ステップ④ここで1大プロジェクトです。時間は必要としますが、ゴミ処理施設の増設と従業員の増加です。チリ1つない程にゴミを燃やし尽くします。(筋量の増加と基礎代謝の更なるup)
これにより綺麗な市が復活します。

ステップ⑤ゴミ処理能力が上がっている為、以前ほど厳しい条例は必要なくなりますので、ある程度はゴミを出しても良い条例に緩和します。(食事内容の緩和)

このサイクルを食事と運動によって実行することが正しいダイエットです。

スペシャルシンプルに説明する為に、それぞれのステップの大変さや詳しい行い方は書いていません。そして何より【脂肪】は決してゴミなんかじゃありませんので悪しからず…

ブログを始めたばかりで気合いが入りすぎて長文になってしまいました。
次回からはもっと気楽なこともアップしていきたいと思います。

ダイエット①

昨日の続きです。

①とにかく、体重を減らして目標体重を達成したい。その為には筋肉であれ、脂肪であれ体重が減ればなんでも良い。
というダイエットの行い方、はっきり言って間違っています。そしてかなりの高確率で激しいリバウンドに襲われます。(たぶん、WBCで日本が3連覇する確率より高いはずです!)

しかし、この間違った方法を理解してやむを得ず行っている人々もいます。それは、ボクサーをはじめとする体重制限のあるスポーツ選手です。彼らはただでさえ無駄な脂肪のない肉体から5~10㎏近い減量をしなければなりません。出来ることなら栄養のバランスを考慮して脂肪だけを落としていく食事をしたいはずです。その結果、制限体重まで落とせれば理想です…しかし、それだけではリミットまで減らす事が出来ない為、筋肉や水分までも削って減量するのです(井岡選手は最後の最後はブドウ3つしか食べれないと言っていました)。
その為、彼らのリバウンドは凄まじい物があります。
通常、計量は試合の前日に行われます。計量をクリアした選手はとにかくハイカロリーなものをお腹が破裂するほど食べまくります。その結果、試合当日には制限体重よりも7、8㎏重くなっている選手もたくさんいます。

つまり、極端なカロリー制限、〇〇だけダイエット、絶食などは程度の差はあるにしてもボクサーと同じ事をしているんです。

そして、このダイエットの方法をとっている方で殆どの方が犯しているミス…
朝はパンとヨーグルトを少し。
昼は少し控えめにおにぎりとお茶。
夜は炭水化物を控えないといけないからサラダだけ。
こんな食事パターンだと思います。

これじゃ素晴らしい肉体は手に入りません。しかし、こんなに厳しい食生活を継続して行える精神力があれば、考え方を変える事が出来ればダイエットは難しいものではないと言えます。

つづく…

ダイエット

パーソナルトレーナーという職業をしていて、一般のクライアントから一番依頼を戴くのが男女問わずダイエットのサポートです。

この“ダイエット”という言葉の捉え方には個人差があり、大きく分けて2つあります。
①とにかく、体重を減らして目標体重を達成したい。その為には筋肉であれ、脂肪であれ体重が減ればなんでも良い。
②もちろん、体重は減らして行きたいが出来るだけ無駄な脂肪を減らす事でスタイルアップや見た目を変化させて行きたい。

この①②とも世間的にはダイエットという言葉を使いますが、①と②では、やり方も表れる結果もそしてその後の人生も大きく違います。

①②のやり方などは今後のブログで細かく書いていきたいと思います。

ブログ始めました。

以前からクライアントに『ブログでもっとトレーニングの事について発信しろっ!』と助言して頂いていたので、かなり苦手な分野ですが、少しでも役に立てればと思い始めてみました。

ぼちぼち書いていきますので宜しくお願いしますm(__)m

MEN'S PHYSIQUE 2014 全日本優勝 パーソナルトレーナー 阿部和也

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