今回は
【糖質=糖類+三糖類以上+糖アルコール+人工甘味料】の“三糖類以上”についてです。
前回の投稿の“二糖類”は単糖類が2つくっついた物でした。
今回の“三糖類以上”とはその名の通り、単糖類が3つ以上くっついた物です。
当然、たくさんの単糖類がくっついている物の方が構造が複雑になります。
これを複合炭水化物と呼んだりします。
糖質は全て単糖類まで分解されてから消化・吸収されます。
その為、単糖類までの分解に時間を必要とする“三糖類以上”の糖質は[血糖値の上昇が緩やかになります。]
これがGI値(グリセミック・インデックス)の考え方です。
その中でも、単糖類が3~9つくっついた物を『オリゴ糖』。
単糖類が10つ以上くっついた物を『多糖類』といいます。
多糖類で最も身近なのは、やはり“デンプン”でしょう。
米、パン、麺、いも、根菜類にたっぷり入っています。
『多糖類』は『単糖類』や『二糖類』に比べて血糖値の上昇は緩やかなものの、過剰に摂取してしまえば、必ずおデブちゃんの要因となります。
ちなみに、白米よりは玄米、パンやパスタは全粒粉の物の方が精製されていない為、構造が複雑で消化・吸収に時間が掛かります。
それが、GI値の低い理由であり、ダイエットには有用と言われている所以です。
まあ僕個人としては、『白米だろうと玄米だろうと大して変わらねーよ』という考えですが…