基本種目

最近、トレーニングにおいてつくづく思う事があります。

 

やはり、筋肥大を目的としてトレーニングするならば1番の条件は『基本種目を高重量』だな!と。

 

『高重量』とは出来もしない無茶な重さをパーシャルでちょこちょこするという意味ではなく、自分自身が適切に行える範囲での『高重量』という意味です。

 

ライバルと競うことは大切ですが、他人と比較しての『高重量』ではありません。

 

最近はSNSやyoutubeの影響なのか、軽い重量でおしゃれな種目をやったり、種目の配列を何も考えることなくスーパーセットやトライセット、まさかののジャイアントセットを嬉々として行なっている初心者〜中級者トレーニーが多いです。

 

そんなトレーニーに限って、基本種目を行うと見栄を張った重さでどパーシャルでちょこちょこ・・・

 

おきまりの言い訳は、

 

『腰が痛いから』

 

『普段やってないから・・・』

 

こんなトレーニーに限って、3年も5年も全く体が変わらない。しかし、トレーニング歴は長いから、周りが気を使って『凄いですね〜!』と言ってくれるから改善しようとしないという、最悪な循環。

 

確かに、youtubeなどで紹介されているおしゃれな種目は解剖学的にもメカニズムとしても理にかなっている素晴らしい種目です。

 

しかし、多くのトレーニーにとって言えるのは、

 

『君が行う種目ではないよ。』ということです。

 

(少年野球の選手がイチロー選手と同じ練習をしないでしょう。少年野球には少年野球の練習があります。)

 

『ベンチをインクラインにする前に・・・

 

バーベルをリバースで握る前に・・・

 

基本種目をやりこみなさい!』

 

ということです。