Yahoo!ニュースに素晴らしい記事がありました。
ソフトバンク前監督の工藤公康さんが、博士課程への進学の為、勉強されているというものです。
あれだけ、選手としても監督としても揺るぎない実績を残している方が、更に運動学を深く学ぶという姿勢は本当に素晴らしい事だと思います。
トレーナーの世界でも同じですが、実績があるとどうしても自分の体験談に頼った指導になってしまいがちです。
『自分はこうして結果を出したから!』
『オレの時はこうだったから…』
私が教わる側の立場でも、散々このような事を言われてきました。
その度に私は
『それはあなたの場合だけでしょ⁈』
『裏付け何もないじゃん⁈』
と思っていました。
ですので、私の指導は経験談を軸としていません。
(最後の最後は“気持ち”がモノを言う!という古い考えですが)
工藤前監督はそれでは選手の可能性を伸ばせないという事を理解されているのだと思います。
そして、そんな素晴らしい指導者だからこそ、ソフトバンクは常勝軍団だったのだと思います。
再度、私も見習います。