トレーニング業界で最も遺伝の影響が大きく、後天的に発達させ難いと言われているのが、“カーフ”つまりふくらはぎです。
実際、黒人のスプリンターのカーフは筋腹がとても短く下腿の上部1/4程度しかありません。
それに対して、サモア系やモンゴル系のコンタクトスポーツアスリートは非常に筋腹が長く、足首の僅か上からコブラの様な形で付いています。
筋の長さや付着部はトレーニングをしても変える事は出来ませんが、筋の形や左右・内外のバランスはトレーニングによってデザイン出来ます。
我々の競技で最も美しいと評価されるのは、『ダイヤモンドカーフ』と呼ばれる、ふくらはぎにダイヤモンドの様なカットがあるものです。
私も日々、それを目指してトレーニングしています。